小学生男子がバス釣りから学んだこと

びわ湖まで徒歩3分

biwacommon編集部のジョーだ。今回は息子(小4)のバス釣りについての話だ。
我が家はびわ湖まで徒歩3分、自転車なら1分もかからない場所にある。近すぎて当たり前になっているせいか、これまでわざわざ「釣りに行こう」と思うことはなかった。

しかし、びわ湖は他県からも多くの釣り人が訪れる名スポットだ。この恵まれた環境を楽しまない手はないだろう!と考え、息子と私はバス釣りを始めることにした。

バス釣りを始める

「釣り」と一口に言っても種類や道具は多岐にわたる。さらに、季節や天候、気温、場所、水深などに合わせた準備も必要だ。まさにSWOT分析が必要なほどだ。まったくの初心者である息子と私は釣り系YouTuberの意見やブログ、Amazonレビューを参考に道具を揃えた。

これは後で撮った写真だが、ワームしか写っていないのは察してほしい。お気に入りだったルアーとスピナーベイトは、びわ湖の底で静かに眠っているだろう。

簡単には釣れない

分かってはいたが、簡単には釣れない。冷静に考えれば当然だ。この広大なびわ湖に針を垂らしただけで魚が気づくわけがないのだ! ネットショップを立ち上げただけでは客が来ないのと同じで、マーケティングが必要だ。

釣れた!

息子と私はバスの活動時間を調べ、季節に合った時間帯や水温を考慮し、バスの居場所を想像しながら 、何度も出直しては釣りを続けた。晴れの日には、私の好みではないものの、キラキラ光るラメ入りのワームも使用した。そしてついにある日、息子が小さなバスを釣り上げた!

練習したり、工夫したり

息子は集中力にムラがあり、物事の面白さを知る前に諦めたり投げ出したりしがちだ。しかし、今回の小さいながらも自分で釣り上げた一匹は、彼にとって大きな自信につながったようだ。
その日、彼は長時間黙々と釣りに取り組み、水草の隙間に狙い通りに投げられるように練習したり、リールを回すスピードを変えるなど工夫をするようになっていた。

バス釣りから学んだこと

息子と私は小さな成功体験が成長を加速させることを実感した。何より、子どもが楽しみながら取り組んでいる姿を見るのは嬉しいものである。まだ釣りをしたことない人は、一度バス釣りをしてみるのもオススメだ。びわ湖の懐は広い。何か気づきを与えてくれるかもしれないぞ。