滋賀の神社仏閣の御朱印をご紹介!
biwacommon編集部のジョーだ。あまり知られていないが、実は滋賀はお隣の京都よりもお寺の数が多い(滋賀:3,199ヶ所、京都:3,058ヶ所)。ちなみに国宝の指定件数は22件で、なんと全国3位だ(2024年現在)。そうなのだ、滋賀はスゴイのだ!
理由としては、古都である京都・奈良に近く優れた職人が集まっていたこと、山間に位置する神社や仏閣が戦火から逃れたために保存状態が良かったことなどが挙げられる。
「隠れたスゴイやつ」的な意味で捉えれば、滋賀は神社仏閣の裏番長だ。今回はそんな滋賀の神社仏閣を6ヶ所、私の御朱印ライブラリと共に紹介するぞ!
近江神宮(大津市)
滋賀県大津市の中心部に近く、びわ湖西岸の山裾に位置する近江神宮は、古都近江大津宮(大津京)跡に建てられた第38代天智天皇を祀る神社だ。
近江神宮の御朱印
分かりやすく「近江神宮」とは墨書きされていない。一目見ただけではどこの御朱印か分からない。だが右の印を見てほしい。「古都大津京鎮座」だ。鎮座とは、神霊がその地にしずまりいることだ。古都大津京に鎮座できるのは近江神宮しかない。スゴイやつは多くを語る必要がないと教えてくれる御朱印だ。
建部大社(大津市)
滋賀県大津市の瀬田唐橋のたもとに位置する建部大社は、記紀に伝わる古代日本の皇族である日本武尊(ヤマトタケル)を祀る神社だ。
建部大社の御朱印
力強い文字の書き出しからは日本武尊(ヤマトタケル)の猛々しさを感じる。しかし、徐々に繊細で柔らかな筆の流れになっていく。日本古代史上の伝説的英雄が併せ持つ、繊細な一面を表しているのだろうか。人間の多面性を考えさせられる御朱印だ。
西教寺(大津市)
滋賀県大津市坂本に位置する西教寺は、聖徳太子が恩師である高麗の僧、慧慈と慧聡のために創建したと伝えられている。全国に約400余りの末寺を有する天台真盛宗の総本山だ。
西明寺(犬上郡甲良町)
滋賀県犬上郡甲良町に位置する西明寺は「湖東三山」のひとつとして知られている。国宝である本堂や三重塔をはじめ、二大天王や十二神将といった重要文化財も数多くある寺院だ。2015年にはアメリカのニュース専門チャンネルCNNが選ぶ「日本の最も美しい場所31選(Japan's 31 most beautiful places)」にも選出されている。
石山寺(大津市)
滋賀県大津市石山に位置する石山寺は、東寺真言宗の大本山であり、「源氏物語」のはじまりの地としても有名だ。紫式部をはじめ、古来より多くの文学者が訪れたことから「文学の寺」、また境内に四季折々の花が咲き誇ることから「花の寺」として知られている。
石山寺の御朱印
日本文学史上最高傑作といわれる平安ラブストーリー「源氏物語」の作者である紫式部は、ロマンチックな乙女だと思っていた。しかし、この自信たっぷりのダイナミックな筆の流れを眺めていると、肝の座った逞しい女史だったのではないかと思えてくる。知は力なりを表した御朱印だ。
多賀大社(犬上郡多賀町)
滋賀県犬上郡多賀町に位置する多賀大社は、「お多賀さん」の名で親しまれる滋賀県第一の大社だ。御祭神である伊邪那岐大神(イザナギノオオカミ)と伊邪那美大神 (イザナミノオオカミ)は、神々の時代で初めて「夫婦の道」を始め、日本国土や天照大神、八百万(やおよろず)の神々を生み出したと古事記に記されている。