ドラム缶ピザ窯

自家製ピザ作り熱。行き着く先は…窯!

コロナ禍で外に出られなかった休日。アウトドア好きの私がハマっていたのは、自家製ピザ作りでした。そろそろお出かけも解禁になった頃、「アウトドアで自家製ピザが作りたい!」と思い立ちYouTubeで情報収集していたら……え⁈「ドラム缶ピザ窯」⁇⁇

「これなら自宅の庭で本格的なピザが焼けるし、アウトドアでも楽しめて一石二鳥やん!」
と、飛びつく私。とはいえ、よく見れば素人が簡単に手を出せるシロモノではなさそう。
そこで、顔の広ーい上司に相談してみることに。なんでもお知り合いに手先の器用な職人さんがいらっしゃるとかで、早速紹介してもらえることになりました。

もしかして、DIYするもんじゃなかった?(笑)

トントントンと話が進み、ドラム缶とパーツを持って工房へ。カットや溶接などの主要な加工はプロと後輩君たちにお任せし、設計者(?)の私は静観することに(笑)

数時間後。YouTubeで見たあの「ドラム缶ピザ窯」がそこにあるではありませんか!(←すっかり他人事)さすがにプロの仕事とあって、イメージを上回る大満足の仕上がり。気軽にDIYするのはやっぱり無謀だったのかも。

うまく焼けるかな〜?

立派なピザ窯はできたものの、果たしてうまく焼けるのか? 不安を抱えつつ、自宅の庭で試し焼き。

ピザを焼く前に大事なのは、窯内を均一に熱すること。火の廻りをよくするため、空気窓を調整したり、耐火レンガの上にのせたりと、これがなかなか大変! 挫けそうになりながらも「これもアウトドアの楽しみだ!」と自分に言い聞かせ、悪戦苦闘。

何とか窯内の温度が上がってきたところで、いよいよピザを投入。下準備の努力が実り、特に大きなトラブルもなく美味しいピザが焼けました。具材の余計な水分が飛んで、家のオーブンで焼くよりもカリッとした食感に…これはイケる!

いざ、アウトドアの聖地「びわ湖」へGO!

お披露目となった会社のBBQイベント。ゲストも来られるので失敗は許されません…皆さんにお好きなトッピングをしてもらい、用意した特大のピザペールで窯に投入。

10分後、一抹の不安とキンチョーを以て窯をOPEN。
やったー‼︎ 自宅での試し焼きよりも上手に焼けました!

テンションが上がりすぎた私は、この後1枚目のピザをペールから滑り落とす大惨事を引き起こしますが、それはご愛敬☆

参加してくれた皆さんも、青空の下で焼いたピザに大喜び。自分でトッピングできたのも好評で、大成功のイベントになりました。それにしても、びわ湖の自然に囲まれてビール片手に食べるピザはサイコーです!