2025.8.28
biwacommon編集部のモリモトです!
今回は近江八幡の情緒あふれる歴史地区を歩く「八幡堀さんぽ」第4弾!はちみつ専門店【RICHLABEL(リッチレーベル) 832】さんのご紹介です。第1弾で紹介した【Going Nuts!】さんと同じく「まちや倶楽部」という江戸期創業の広大な酒蔵跡を改装した複合商業施設にお店を構えられています。
「八幡堀さんぽ」シリーズはこちらから
◼︎八幡堀さんぽ Vol.1 【Going Nuts!】70種から選べる“マイMIXナッツ”体験
◼︎八幡堀さんぽ vol.2「誰もが訪れやすい美術館」【ボーダレス・アートミュージアムNO-MA】
◼︎八幡堀さんぽ Vol.3 滋賀の魚と野菜を味わう、人情味あふれるごはん屋さん【食堂ヤポネシア】

【RICHLABEL 832】さんを知ったのはInstagramの投稿。たまたま目に留まった存在感抜群な店内の写真が記憶に残っていました。その投稿の写真が本当なのかを確かめるべく、今回お店に伺いました!
「まちや倶楽部」の玄関口にお店を構えるリッチレーベルさん。店内に入る前からお目当ての光景が目に飛び込んできました。それが、店内の壁一面を覆い尽くす黄金の蜂蜜瓶!Instagramの投稿通り、いやそれ以上の迫力に、初めて蜂蜜の黄金に輝く天然の色彩にうっとりしました。本物の蜂蜜を飾っているのは世界でも珍しいそうで、ディスプレイされている蜂蜜の重さはなんと500kg以上にもなるそう!

出迎えてくださったのは、店主の谷口晟士さん。蜂蜜の開発や販売はもちろん、店内のインテリアデザインも谷口さんが手掛けたそうです。そんな多才な谷口さんは一体何者なのか聞いてきました。
元々京都のご出身で大学卒業後、大阪でデザイン関係の企業に勤めていたそうです。学生時代に滋賀県長浜市の地域活性化プロジェクトに参加したことがきっかけで、漠然と起業したいという気持ちをずっとあったそう。
そんな時、以前から好きだった町近江八幡で、地域活性化のために活動する「地域おこし協力隊」という制度にチャレンジし、滋賀に来ることになったそうです。
モリモト 蜂蜜はその頃からお好きだったんですか?
谷口さん いや、その頃はまだ蜂蜜には出会ってないんです。地域おこし協力隊として活動しているときに、同世代の養蜂家と出会い、蜂蜜の生産そのものが地球と人間社会の共存に大きく貢献していることを知りました。それがきっかけで蜂蜜の魅力を知ったんです。
例えば、同じ甘味料の砂糖の生産では森林伐採などの問題があることに対し、蜂蜜はミツバチが農作物の受粉を手伝うことで生まれる副産物としての側面が大きく、SDGsへ貢献していると教えてくださいました。
このような蜂蜜の背景を知った谷口さんは、蜂蜜の魅力を世界に広めるべく、オリジナルのブランドを作ろうと決意したそうです。

そんな蜂蜜に魅せられた谷口さんですが、オリジナル商品が完成するまでの道のりは並大抵なものではなく、試食した蜂蜜の種類は100種類以上! 今回はリッチレーベルでしか買えないオリジナルブレンドの2種類を試食させていただきました!
「フルーティーブレンド」
“オレンジの花” と “アカシアの花” から採れた蜜のオリジナルブレンド。見た目はよく見る黄金の蜂蜜ですが、味はTHE蜂蜜の超美味しいバージョン!フルーティな味わいの強いオレンジハチミツを主役に、よりサッパリとしたアカシアハチミツをブレンドする事で、口いっぱいに広がる自然な甘さを体感できる、まさに朝に食べたい蜂蜜!パンやヨーグルトにぴったりで、栄養価も高く、1日のスタートにもってこいです!
「ディープブレンド」
“蕎麦の花”と“オレンジの花”から採れた蜜のオリジナルブレンド。 正直、繊細な蜂蜜の味の違いがわかるのか…と不安で、恐る恐る口に運びましたが、全然違います!
フルーティーブレンドとは異なりカラメルソースのような少しダークな色味。蕎麦ハチミツは癖が強く人を選ぶ独特な風味が特徴とのことですが、そこにさわやかな風味が強いオレンジ蜂蜜をブレンドする事で程よい癖と深い味わいが感じられます。こちらは夜に食べたくなる蜂蜜!チーズや生ハム、ピザなどの酸味や塩気のあるお酒のあてと相性抜群です!
味はもちろん、スーパーの蜂蜜売り場に見慣れている私が、ときめいたポイントはこのパッケージ!この蜂蜜なら家に置いてあるだけで、絵になるなあと感じました。

実店舗だけのお楽しみが、蜂蜜を使ったオリジナルドリンクの販売。
私が頼んだのは、谷口さんイチオシの「ハニーほうじ茶グラッセ」!ほうじ茶と、蜂蜜の組み合わせって珍しい〜と思いながら一口!程よい甘さで夏でもグビグビ飲める、大人でも子どもでも楽しめるドリンクです。蜂蜜のドリンクは、喉が渇くほど甘いイメージがありますが、ちゃんとほうじ茶の味も、蜂蜜の味もするいい塩梅。写真を見返してたらまた飲みたくなってきました。
一緒に取材に行ったbiwacoomon編集部のひーちゃんは蜂蜜入りのカフェラテ! こちらも相当こだわった商品のようで、リッチレーベルさんの蜂蜜に合うようにコーヒー豆をオリジナルでブレンドしているそう。 なんてこだわりっぷりだ…。 コーヒー大好きひーちゃんによると、「酸味や苦味が蜂蜜にちょうど合って、カフェラテでも豆の深みとコクが感じられる一杯!蜂蜜の風味が立っていて上品な甘さが散策で疲れた体に心地いい」とのこと。八幡堀さんぽにぴったりのドリンクです!
どちらも谷口さんの超自信作ですので訪れた際にはぜひ味わってみてください!

谷口さんとお話しして印象的だったのは、優しく丁寧な口調の奥にある、商品への溢れ出る愛情と自信です。
蜂蜜への思い入れはもちろん、パッケージ、店内の装飾まで、聞いてみるとどんなことに対しても「こだわり」ポイントや、「うちだけ」ポイントを教えてくださいます。
一つの食べ物にこんなにも熱意を注ぎ、信念を持って形にする。そんなのめり込めるもののある谷口さんに、尊敬と少しの羨ましさを感じました。私も一生のうちに何かのめり込めるものが見つけられるのかな〜とぼんやり考えながらハニーほうじ茶グラッセを飲み切りました。
ぜひ、谷口さんの人生を賭けたはちみつを、近江八幡で味わってみてはいかがでしょうか!
【RICHLABEL(リッチレーベル) 832】
〒523-0862 滋賀県近江八幡市仲屋町中21まちや倶楽部
営業時間 11時〜17時
定休日 火、水、木(現在実店舗臨時休業中)
webサイト https://richlabel832.com/