僕とびわ湖

マイ・ベスト・アウトドアスポット「びわ湖」

こんにちは。biwacommon編集部のキム兄です。
アウトドア好きが高じて、自社プロジェクトで『NAGU』というアウトドアブランドを立ち上げ商品の開発をしています。今回は「僕とびわ湖」と題して、僕のびわ湖についての思い出を勝手に語っちゃおうと思います。

さて、皆さんは“身近なアウトドアスポット”と聞いてどこを思い浮かべますか?

全国各地にアウトドアを楽しめるスポットは山ほど(川ほど?海ほど?)ありますが、滋賀県で生まれ育った僕にとっては、やはり母なる湖「びわ湖」が先ず思い浮かびます。実は滋賀県には「都市公園 湖岸緑地」というキャンプもできる県営公園がびわ湖の右半分(東側)をぐるっと囲むように点在していたり、北の奥琵琶湖や湖西地区にも琵琶湖に面したキャンプ場がたくさん! 特にびわ湖周辺はかなりのアウトドアスポットになっているんです。

【びわ湖の概要】
面積:669.26㎢(滋賀県の面積の約6分の1)
湖岸線の延長:235.20km
平均水深:約41.2m
最大水深:103.58m貯水量:275億㎥

とにかくとてつもなく大きいっ!

びわ湖と僕の超個人的な関係

思えば、僕は子どもの頃からびわ湖には少々縁があったように思います。

滋賀県には、小学5年生になると『うみのこ』と呼ばれる船に乗り、びわ湖を航行しながら様々な体験学習をし、そのまま船で一泊するという「フローティングスクール(https://uminoko.jp/)」なるイベントがあります。もうかれこれ40年の歴史を持つ事業ですが、僕はその記念すべき第1期生。

『うみのこ』には普段交流のない他校の生徒も参加するので、それが楽しく新鮮でした。また、沖に出て船上から見下ろした湖面がなんとも印象的で…延々と見えない底に向かって水の色が青から深い紺色へと変化していて、吸い込まれそうになる感覚に思わずゾクっとしたのを覚えています。

中学生の頃には「琵琶湖遠泳大会」の参加メンバーに選出され、びわ湖で2kmもの距離を泳ぐことに。しかも大会当日は最悪の天候で、土砂降りの雨と雷、風も強くて湖面がまるで海のように大きくうねり、前方を泳ぐ人たちが視界から消えてしまうほどでした(今思えば、よく中止にならへんかったな)。

ホントかどうかは分かりませんが、溺れるのを防ぐためだと言われて、泳ぎながら皆で叫んでいた「エ〜ンヤコ〜ラァ」という掛け声や、泳いでいる最中に足に絡みつく藻の何とも不気味な感触、そして完泳して陸に上がった後に配られたぜんざいの温もりと美味しさは忘れることができません。

「びわ湖DEアウトドア」の流儀

大人になってからは一時期滋賀を離れたこともありましたが、今はびわ湖の目と鼻の先にある会社で、日々びわ湖を感じながら仕事をしています。さらに休日も暇を見つけては、少し遠い我が家からわざわざびわ湖に出かけ、しょっちゅう釣りやバーベキューを満喫しています。

バーベキューは先述の湖岸緑地のどこかでやることが多いです。駐車場もあるのでとっても便利。釣りは家族がイオンで買い物をしている隙に僕だけ抜け出して、赤野井(守山市)あたりでランガン※釣行というパターンが定番化しています(笑)
※釣りをしながらどんどん歩いて、魚を探すスタイルのこと

コロナ禍以降はキャンプブームもあって、湖岸緑地に点々と見えるタープやテントの数も随分と増えました。こうして県内外から多くの方がいらっしゃる現状はとても喜ばしいことなんですが、一方でゴミの投棄やマナー違反など一部の人の残念な行為が問題になっています。

僕のアウトドア流儀は「立つ鳥跡を濁さず」と「郷に入っては郷に従え」。来た時のように、いや、来た時よりも美しく、そしてしっかりルールを守って思い切り楽しもう!

せっかくの素晴らしい環境をこれからもずっと楽しめるように、一人一人が責任を持って、みんなでびわ湖、そして自然を大事に守っていきたいですね。
びわ湖の魅力や遊び方は、ホントにたくさんありすぎて一度では語りつくせません。次の機会に詳しくご紹介できればと思っています。では、また。