
biwacommonm編集部のジョーだ。
6月といえば、あじさい! ということで、滋賀県守山市にある【もりやま芦刈園】へ行ってきた。この園のあじさいの見頃は、6月上旬から下旬にかけて。ちょうど満開に出会えるかどうか、運が試されている!
もりやま芦刈園には、日本と西洋それぞれ50品種、計100品種・1万本ものあじさいが植えられている。青・白・ピンクなど、さまざまな彩りの花が咲き誇ることで有名だ。品種の豊富さと株数の多さが特徴で、時期をずらして咲く種類もあるため、長く楽しめるのも魅力。園は、びわ湖近くという立地を活かして「水辺に親しめる公園」として整備され、“世界のあじさいの殿堂”を謳うにふさわしい風景が広がっている!
私が訪れたのは6月8日(日)。園の係員さんによると、「今年は開花がやや遅め。あと10日ほどで満開になりますよ」とのこと。この記事を読んで「行ってみたい!」と思った方には、6月16日の週の訪問がおすすめだ。残念ながら満開の写真はお届けできないが、すでに咲いていたあじさいの一部を紹介しよう。
園内では小さなお子さん連れのファミリーも多く、あじさいを囲む和やかな雰囲気が印象的だった。旬の花を子どもと一緒に楽しめるのは、素敵な時間だ!
※6月後半は見頃のピークを迎え、園前の道路や駐車場の混雑が予想されるので要注意だ。
あじさいというと、水色やピンクの丸い花を想像しがちだが、園内を歩いているとその多様さに驚かされる。グラデーションが美しいもの、花びらの形や大きさがユニークなもの、平面的に咲くものや立体的に高さが出るものまで、本当にバリエーションが豊かだ!もちろん、定番の丸いシルエットも健在。個人的には、繊細で純白な「アナベル」が特に好みだ。
ほとんどのあじさいにはネームプレートが付けられているが、種類が多すぎてどれがどれか分からなくなることも。それもまた、発見の楽しさだと感じた。
※品種名はできる限り正確に記載しているが、間違っていたらご容赦を!
エントランス付近では、期間限定の「あじさい餅」が販売されていた。地元の和菓子店「若狭屋」が手がける人気商品で、お店の方が「お兄さん、これインスタ映えしますよ!」と声をかけてくれた。
見た目はまさにあじさいのように涼やかで美しく、味はというと、柔らかく瑞々しいお餅と甘い粒あんが絶妙にマッチ。目にも舌にも嬉しい逸品だった!広い園内を歩き回ったあとにいただくには、ぴったりのご褒美だ。このあじさい餅は、6月末までの期間限定販売なので、見かけたらぜひ味わってみてほしい。
6月10日(火)・11日(水)・12日(木)には、「あじさいフェア」が開催される。内容も盛りだくさんだ。
●絵画・写真コンテスト
●作品展示
●バザー
●地元野菜の販売
●キッチンカー出店
●あじさい苗の販売 など
花を楽しむだけでなく、イベントも盛り上がる3日間。タイミングが合う方は、ぜひ遊びに行ってみてほしい!
今回は満開のあじさいは見れなかったが、それでも充分に楽しめる内容だった!これで入園料が200円は、正直かなりお得だ。園内には芝生広場や多目的スペースもあり、小さなお子さん連れからシニアの方まで、誰もがゆったりと過ごせる場所だ。プロ仕様の一眼レフを抱えた写真愛好家の姿も多く見られ、あじさいの魅力が多くの人に愛されていることを実感した。
季節の花に触れると、日々の忙しさから少し距離を置いて、ゆっくりと流れる時間を感じることができる。ぜひ皆さんも、初夏のひとときをあじさいとともに過ごしてみてほしい!
【もりやま芦刈園】
住所:〒524-0062 滋賀県守山市杉江町
営業時間:6月:9:00〜17:00 7月以降:9:00〜16:00
休園日:火曜日(祝日の場合は翌日)
入園料:大人・高校生:200円 小中学生・65歳以上・障害のある方:100円 乳幼児:無料
※障害のある方の付き添い1名まで無料
https://moriyamayamamori.jp/spot/ashikarien/