
biwacommon編集部のジョーだ。
信楽といえば陶器の町。しかし実は、個性豊かなカフェが点在するエリアでもある。今回訪れたのは、陶器店「マルタ陶喜」に併設された隠れ家のようなカフェ【マルポタ舎】。入口のアンティークドアが印象的で、風合いのあるガラス窓も店の雰囲気によく馴染んでいる。
一歩足を踏み入れると、木の温もりを感じるアンティークな空間が広がる。信楽焼の器で味わう季節のパフェや、信楽名産の朝宮茶も魅力のひとつだ。
ちなみに店名は、「Maruta Pottery(マルタ陶喜)」の頭文字を組み合わせて名付けられたそう。
果たしてどんなカフェなのか。実際に訪れてみた!

店内はランプの柔らかな灯りに包まれ、木の家具や棚、ドライフラワー、焼き物が心地よく配置されている。静かに流れるジャズも相まって、ゆったりとした時間を過ごせる空間。
コンクリート打ちっぱなしの天井がスタイリッシュな印象を与えながらも、木の温もりによってどこかほっとする雰囲気に。落ち着きがありながら可愛らしさも感じられる、居心地の良いカフェだ。

マルポタ舎では、ランチもスイーツも充実している。
一杯ずつ丁寧に淹れるハンドドリップコーヒーや自家製プリン、手作りケーキ、日替わりランチなどが揃い、その日の気分に合わせて楽しめるのが魅力だ。
ランチタイムは11:00〜14:30。カフェ利用は10:00〜17:00まで可能なので、少し遅めのランチにも便利。
今回は数量限定の「気まぐれたぬきパフェ」と、信楽の名産として知られる「朝宮茶」を注文してみた!

まずいただいたのは朝宮茶(ほうじ茶)。
砂時計で3分を計りながら丁寧に淹れてくれるスタイルで、待つ時間さえも心地よい。運ばれてきた茶器は手にしっくりと馴染み、じんわりと伝わる温もりにほっとする。
ひと口飲むと、香ばしいほうじ茶の香りと優しい味わいが広がり、自然と肩の力が抜けていく。ターコイズブルーの信楽焼も美しく、味わいだけでなく目でも楽しめる一杯だ。

お目当ての「気まぐれたぬきパフェ」がこちら!
日替わり、または季節によって内容が変わるという名前の通り気まぐれなパフェ。今回いただいたのは、旬のフルーツをたっぷり使った夏らしい一品。彩り豊かな見た目と自家製プリンの存在感に、運ばれてきた瞬間から気分が上がる。
香ばしいナッツがアクセントとなり、自家製プリンは固めの食感で甘さ控えめ。カラメルのほろ苦さが全体を引き締め、フルーツの甘みとのバランスも絶妙だ。
ジューシーなメロンや濃厚なマンゴー、ひんやり甘いストロベリーアイス、パイナップルとヨーグルトの爽やかな酸味。それぞれが層になっており、食べ進めるごとに異なる味わいを楽しめる。
層ごとに味わうのはもちろん、全体を混ぜながら食べるのもおすすめ。さまざまな素材が重なり合い、ひと口ごとに表情を変えていくのもこのパフェの魅力だ。
さらに、手作りクッキーの香ばしいバターの風味が良いアクセントに。甘さが重くなりすぎず、最後まで心地よく食べ進められる。
見た目の華やかさだけでなく、味の完成度も高い一杯。冷たいパフェと温かい朝宮茶を交互に味わう時間は、なんとも贅沢だった!

接客してくれた店員さんは終始笑顔で、明るく気持ちの良い対応が印象的だった。この味と居心地の良さなら、地元の人はもちろん、観光客から愛されているのも納得だ。
店内で使用されている信楽焼の器は、隣接する「マルタ陶喜」で購入することもできる。カフェで実際に使い心地を確かめながら、お気に入りの器を探せるのも嬉しいポイント。
アンティークな空間で味わう季節のパフェと朝宮茶、そして信楽焼の器。マルポタ舎は、信楽の魅力をゆったりと体感できる一軒だった。
信楽観光の際は、ぜひ立ち寄ってみてほしい!
【マルポタ舎】
住所:滋賀県甲賀市信楽町長野1198-5
TEL:080-2475-1512
定休日:水曜日・木曜日
営業時間:10:00〜17:00
instagram:@marupotasha