滋賀のファミリーキャンプにおすすめ!【かもしか葛川 森のキャンプ場】体験レポート

滋賀のファミリーキャンプにおすすめ!【かもしか葛川 森のキャンプ場】体験レポート

2025.9.11大津・草津

かもしか葛川 森のキャンプ場へ行こう!

biwacommon編集部のジョーだ。夏が過ぎ、秋の気配を感じる今日この頃。朝晩は涼しく、過ごしやすくなってきた。我が家にも、いよいよキャンプシーズンが到来である!

今回は、家族で大津市葛川にある【かもしか葛川 森のキャンプ場】へ出かけてきたので、その様子をレポートしよう。

このキャンプ場は株式会社かもしかリゾートが運営。葛川ならではの自然と、どこか懐かしい田舎の街並みが融合した雰囲気が魅力だ。人工河川や木陰の広いサイトがあり、子どもはもちろん、大人も子どもの頃を思い出しながら、自然に包まれてのんびりくつろげる!

まずは管理棟へ

14:30頃に到着。まずは管理棟でチェックイン。ここではレトルト食品や少量の米、お菓子、薪、ガス缶などを販売している。冷えたラムネも置いてあり、懐かしい雰囲気を味わえる!Tシャツやステッカーなど、キャンプ場オリジナルグッズも充実している。

また、オリジナル通貨「かもたん(100円分ほど)」が受付時にもらえ、管理棟内の駄菓子屋で使える。子どもは「かもたん」を手に、好きな駄菓子を選んで買えるので大喜び。家族連れにはうれしいサービスだ!

選べるキャンプサイト

サイトはオートサイト、デッキ付きオートサイト、バンガロー+オートサイト、東屋付きサイトなど複数のタイプから選べる。天気が崩れそうなときや日差しが強いときは、バンガローや東屋付きサイトが頼もしい存在だ。特に東屋付きサイトは雨天時でも快適に過ごせるため、ファミリーや女性グループからの人気が高い!

すべてのサイトがオートキャンプ仕様で、車をそのまま乗り入れできるのも魅力のひとつ。荷物の積み下ろしがスムーズに行える点は、キャンプの快適さを左右する重要なポイントだ。場内を見渡すと県外ナンバーの車も多く、遠方からの利用者が多いことがうかがえる!

各サイトは広々としており、2ルームテントやタープも余裕をもって設営できるスペースが確保されている。隣との距離も十分に保たれているため、プライベート感を保ちながらゆったりと過ごせるのも魅力だ!

なお、料金はサイトの種類やシーズン、平日・祝日によって異なるため、事前に公式サイトで確認しておきたい。

清潔で使いやすい施設

2023年9月にオープンしたばかりのキャンプ場だけあって、場内はどこもきれいで清潔だ。

管理棟の横にはキッチンカー風のショップがあり、コーヒーやかき氷、ビールなどを販売している。ちょっとした休憩や乾杯にも便利な存在!

水場は広く清潔で、場内に複数設置されている。スポンジや洗剤が常備されているため、食器洗いもスムーズにできる。炊事場が複数あるおかげで混雑も少なく、さらにお湯が使える点もうれしいポイント。

温水シャワーは5分100円で、全5室のうち1室はファミリー用の広い造りになっている。鍵付きで清潔感もあり、女性でも安心して利用できる環境が整っている。

また、ボール遊びやラジコン、花火などを楽しめる専用エリアが設けられており、他のキャンパーに迷惑をかけずに遊べる設計になっている。

ゴミや炭は分別して処理できるゴミステーションも完備されており、気持ちよく過ごせるキャンプ場だ!

バンガロー+オートサイトに宿泊

今回は「バンガロー+オートサイト」に宿泊。子どもたちは大興奮!バンガローは意外と広く、私は思わず「十分やん!」と声が出るほど。冷暖房完備で、柔らかいマットに清潔なシーツが用意されており、快適に眠れる。電源や冷蔵庫も備えられている!

テントや寝袋を持っていかなくてよい分、荷物が少なくなり、設営や撤収の負担が軽くなる。特に子ども連れにはありがたいポイントだ。

※1500Wまで使用可能なAC電源完備(一部サイトは電源なし)

中央を流れる川で水遊び

キャンプ場の中央には、安曇川の清流を引いた人工の川が流れている。水は冷たく透明度が高い。川は浅めで小さな子どもでも安心して遊べる!

残暑が残る日中は、多くの家族連れが水遊びを楽しんでいた。子どもたちが元気に挨拶してくれるなど、アットホームな雰囲気が心地いい。

鮎のつかみ取り体験

鮎のつかみ取り体験も楽しめる。区切られた川に鮎が放流され、子どもたちは夢中で追いかけていた!捕まえた鮎は持ち帰って、自分でさばいて食べられる。5歳の娘も魚に触れられるようになり、成長を感じたひとときだった。

※事前申込み制/1匹700円

夕暮れからは家族でバーベキュー

エビやホタテ、肉など、好みの食材をスーパーで購入して持ち込むスタイルだ。子どもたちが豪快に網に乗せる!つかみ取りした鮎はふわふわでやわらかく、子どもも自分で捕まえた魚を得意げに頬張っていた。

シメにはクリームパスタを作り、子どもたちから大好評。デザートは定番のマシュマロとチョコレートを串に刺して炙り、こちらも大盛り上がりだった!

夜は花火で盛り上がる

バーベキューが終わる頃にはあたりはすっかり暗くなり、花火の時間に。花火スペースで思い切り楽しめるが、混雑することはなく、適度な距離感で過ごせるのがうれしい!

花火後はシャワーへ。時間帯によって混雑するので、タイミングを見ながら利用しよう。

静かな夜と快適なバンガロー

バンガローに戻り、二段ベッドにマットとシーツを敷いて就寝準備。シャワー後、空調の効いたバンガローはまさに天国だ!

外では虫の音が響き渡り、周囲も静かで落ち着いた雰囲気。外では、星空が広がる夜空を見上げながら、贅沢な時間を過ごせる。

※バンガローにはトイレがないため、就寝前に済ませておくと安心。
※虫除けスプレーは必須。

朝食とチェックアウトまで

翌朝はガスコンロとフライパンでホットドッグを調理。朝炭を起こさなくていいので手軽だ。朝日を浴びながら朝食を楽しんだ後は、竹馬やボール遊びでひと遊び!チェックアウトは11時なので、午前中もたっぷり楽しめる。

森の遊びエリア

キャンプ場内にはジップラインや滑り台など、子どもたちが喜ぶ遊具が充実している「森の遊びエリア」がある。木陰が多く、涼しく快適に遊べるのがありがたい!ペット同伴OKで、柵で囲われた広いドッグランも完備。愛犬も思い切り走り回れる。チェックアウトギリギリまで子どもたちは遊びっぱなしだった!

「かもしか葛川 森のキャンプ場」は、安全で快適、そして子ども連れでも安心して楽しめるキャンプ場だ。京都市内から1時間以内、大阪市内からも1時間半ほどとアクセスも良く、県内外から気軽に行ける距離感も魅力。

秋は紅葉、冬は雪景色と、季節ごとに違った楽しみ方ができる。家族や友人を誘って、何度でも訪れたくなる場所である!

【かもしか葛川 森のキャンプ場】
滋賀県大津市葛川坊村町193
チェックイン 13:00 / チェックアウト 11:00
真野ICから約25分
TEL:080-9946-4349
https://kamoshika-camp.jp/kamoshika-katsuragawa/
Instagram
@kamoshika.katsuragawa.official

帰りは「くつき温泉」でひと息

キャンプ場から車で20分ほどの場所に、日帰り温泉「くつき温泉 てんくう」がある。天狗伝説にちなんだ温泉で、露天風呂やきのこサウナを楽しめる!神経痛や疲労回復にも効果があるという。

名物は、地元産アドベリー(ボイセンベリー)を使ったソフトクリーム。爽やかな甘さとすっきりとした酸味が特徴で、キャンプ帰りのデザートにぴったりだ!

【くつき温泉 てんくう(グリーンパーク想い出の森内)】
営業時間:10:00〜21:00
料金:大人850円(中学生以上)/小人400円(3歳以上)
https://gp-kutsuki.com/spa#spa01