今津港から出発!竹生島クルーズ
今津港からは、開放的なデッキが特徴のクルーズ「いんたーらーけん」で出航です。
クルーズ船内では、1階の座席でゆったりと船旅を満喫したり、広々とした2階デッキから琵琶湖の雄大な景色を肌で感じるのもおすすめです。
遠ざかる陸を見ながら、あっという間の約30分間の船の旅を楽しみます。
竹生島到着!
とにかく見どころが多いという情報を仕入れて臨んだ竹生島。
今津港から出発し、今津港へ帰る場合の上陸時間は約80分。
時間内に全部見られるかな…と不安でしたが結果から言うと「超ちょうどいい!」時間でした。
今回は実際に回った順番で竹生島をぐるっと一周ご紹介します。
「祈りの階段」
まず現れるのが「祈りの階段」と呼ばれている、165段の石段。
難所である島に建物を築き、支え、参拝した人々が込めた“祈り”“願い”そのものが石段に刻まれているという由来で名付けられています。一段一段先人が込めた願いへ想いを馳せつつ上がります。
「宝厳寺本堂」
祈りの階段を登り切ると、竹生島「宝厳寺」本堂が現れます。
ご本尊の大弁才天は江ノ島・宮島と並ぶ「日本三大弁才天」のひとつで、そのなかでも最も古い歴史を持つ弁才天と言われています。
開山時(724年)聖武天皇の勅命を受けた僧行基が開眼したと伝えられています。秘仏であるため、普段は非公開となっていますが60年に一度公開され、次回の開帳は西暦2037年となります。
「弁天様の幸せ願いダルマ」
宝厳寺で私が楽しみにしていたのが、「弁天様の幸せ願いダルマ」。
弁天様が描かれた、かわいらしいダルマの中にお願い事を書いた紙を丸めて入れ、それを本堂に奉納するという願掛けです。
コロコロとしたかわいいダルマが本堂内に敷き詰められていて、なんともフォトジェニック…。
持って帰りたくなりますが、本堂に奉納するので、可愛がれるのは一瞬。手放すのを惜しみつつbiwacommonの成長をお願いし、奉納してきました
宝厳寺 御朱印
biwacommonで恒例になりつつある御朱印。今回竹生島宝厳寺開創1300年を記念した切り絵御朱印を拝受しました。
手の込んだ細工に心ときめき、竹生島と飛天の御朱印を選びました。繊細な切り絵がとっても美しく、配色も可愛い、飾りたくなる御朱印です。
切り絵の御朱印は書き置きになりますが、通常のものはその場で書いてもらえるライブ感があります。タイミングによっては長蛇の列ができることもあるそうなのでご注意を!
国宝「唐門」・重要文化財「観音堂」
つぎに現れるのが、国宝「唐門」・重要文化財「観音堂」です。
2013年度からの改修工事を経て、檜皮屋根の全面葺き替え、彩色・漆塗りの塗り直し、
飾り金具の鍍金仕上げ等の修復保存事業は2020年春に完了し、美しい姿に。宝厳寺とは一風異なる雰囲気で、琵琶湖とのコントラストで黒色がより映えます。
建物ごとに、島内を巡るごとに建物の表情が変わり、ひとつひとつ違った空気感を味わえるのが竹生島の魅力のひとつです。
重要文化財「舟廊下」
観音堂を進んでいくと、「舟廊下」が現れます。
観音堂と都久夫須麻神社をつなぐ、全長約30mもの廊下です。
廊下の下が湖に面していることから、「舟廊下」と呼ばれています。
この舟廊下は、参拝者が雨や風をしのぎながら、安全に行き来できるように造られました。
現在は重要文化財に指定されており、
湖の上を渡るような独特の景色は、竹生島を代表する見どころのひとつです。
国宝「都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ)」
舟廊下を抜けた先にあるのが、「都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ)」です。
弁財天として知られる市杵島比売命をはじめ、宇賀福神、龍神、浅井比売命の4柱をまつる神社で、浅井比売命は琵琶湖の水を司る神様といわれています。
社殿は約450年前、豊臣秀頼の寄進により伏見桃山城から移築されたもので、現在は国宝に指定されています。
目が細かく敷き詰められた、檜皮葺の屋根に、左右対称に置かれた鳥居や堂宇から格式の高さを感じます。
「竜神拝所(かわらけ投げ)」
都久夫須麻神社内の「竜神拝所」はかわらけ投げが有名なスポット。
宮崎鳥居へ向かってかわらけを投げ、鳥居をくぐれば願い事が成就するといわれています。
① まず、都久夫須麻神社の本殿を参拝。
② 参拝後、2枚セットになったかわらけを購入。
③ 1枚目のかわらけに自分の名前を記入し、2枚目に願い事を記入。
④ びわ湖に突き出た場所に建つ鳥居に向かって、かわらけを投げる。
⑤ 投げたかわらけが鳥居をくぐれば、願い事が成就!
このかわらけ投げは、武将が必勝を祈願し、土器の酒杯(盃)を地面に投げつけて出陣したことが起源とされているそう。
今回も毎度のお約束。biwacommonの成長を願いかわらけを投げます。
円盤状のかわらけは想像以上に投げやすく、狙った方向へ気持ちよく飛んでくれました。
結果は……2枚中1枚が鳥居をくぐる形に。
完全な成就とはいきませんでしたが、これからの成長を感じさせる結果となりました!
都久夫須麻神社 御朱印
都久夫須麻神社では、無人で書き置きの御朱印が販売されています。
飾りっ気のないシンプルな御朱印で一見すると控えめですが、背景の印はよく見ると琵琶湖の魚や、船の錨(いかり)のようにも見え、湖に浮かぶ島らしい要素が、そっと織り込まれているように感じられました。
主張しすぎない佇まいだからこそ、参拝後の静かな気持ちに自然となじみ、島で過ごした時間そのものを持ち帰るような感覚になる御朱印です。