おうみんち

【ファーマーズ・マーケット おうみんち】採れたて野菜と果物で夏バテ解消!

盛夏、みなさん何を食べていますか?

8月、夏真っ盛りです。毎日それはもう暑すぎて、まったく食欲が湧きません。というか、食事を作る気にもならないわ、というのが正直なところ。切るのも、煮るのも、炒めるのも、そして片付けるのも面倒臭い。自分だけならずっと冷しそうめんでもいいのに…と思いつつ、家族には栄養のあるものを食べて欲しい、食べさせたいという葛藤も。

こんなジレンマに陥ってしまったとき、私には決まって訪れる場所があります。それは滋賀県守山市にある、ファーマーズ・マーケット おうみんち。地元農家さんが作った新鮮な野菜や加工品を販売する、JA運営の県下最大級農産物直売所です。昨日はついに冷蔵庫がスカスカになったので、大きな保冷バッグを携えて買い出しに行ってきました。

色とりどりの新鮮な食材を前に食欲回復

朝8時50分。すでにマーケットの入口には20人ほどの行列ができていました。そして開店待ちのそれとは別に、モリヤマメロン販売専用の行列もできていました。お店のマスコットキャラクターに「おうみん」という“メロンをモチーフにした鳥”を採用しているだけあって、やはりこの時期ここでは特産品のメロンが大人気の様子。糖度が高くみずみずしいのが特長で、贈答用にも重宝されているそうです。

さて、開店時間の9時。この時すでに行列は40人を超えていました。ちなみに、この日は平日。扉が開くと、行儀良く、けれどスピーディーに、皆それぞれ店内のお目当ての品に向かってほうぼうに流れてゆきます。

トマト! なす! きゅうり! ピーマン! 桃! メロン!

色とりどりの夏野菜や果物が視界いっぱいに出迎えてくれます。周りのお客さんは次々と商品をカゴに入れていきます。

『あわわ、どうしよう私も早くカゴに入れなくちゃ!!』

そんなにすぐなくなるワケがないのに、このちょっとしたパニックになる感じ。いいもんをゲットしたいという本能の現れに、自分がまだ食への意欲や関心を失っていなかったのだと安堵します。そして少しずつ正気を取り戻し、吟味モードへ。

『粒プチプチのトウモロコシでトウモロコシごはんを作りたい!』
『大ぶりの国産ピーマン珍しい!マリネが食べたい!』
『肉厚のししとうはオリーブオイルと塩でお酒のアテにしよう!』
『ラディッシュはお弁当の彩りに良さそう!』

ワゴンにどっさりと並べられた野菜は、どれもツヤツヤでみずみずしく新鮮そのもの。不思議なもので(ここで買い物をするときに限り)食材を見た瞬間に作りたい料理がパッと頭に浮かびます。

ありがたいことに、すっかり食欲回復。

フレッシュなうちに調理してしまおう

いつもおうみんちで食材を手に入れたあとは、料理を口に運んだ時の幸福感がイメージできるので、キッチンに立つことが苦ではありません。せっかくイキイキとした夏野菜を手に入れたので、少しでも新鮮なうちにいただきたい。昨日はたっぷり時間をかけて、たくさんの料理を作ることができました。

当たり前のことだけれど、旬の食材は味が濃くて栄養価も高いのがやっぱり嬉しい。ビタミンやミネラルたっぷりのごはんで、暑さに負けないカラダを作っていきたいと改めて思いました。

おうみんちには野菜や果物のほか、お寿司やパンや惣菜といった加工品、お米、調味料、花苗や切り花なども揃っています。いつものスーパーでは出合えないとっておきの品が見つかるかも。ぜひ足を運んでみてください。