
biwacommon編集部のジョーだ。
皆さん、牛めしはお好きですか?私も大好物なのだが、会社や自宅の近くには専門店がなく、なかなか食べる機会に恵まれない。そこで今回は「お取り寄せやテイクアウトという選択肢もある!」と発想を転換。せっかくなら最高の牛めしを味わいたい、そう思って選んだのが以前から気になっていた滋賀の名店「近江スエヒロ」のお弁当だ。
「近江スエヒロ」は、明治43年に大阪・北新地で創業した老舗「スエヒロ」をルーツに持ち、近江牛のすき焼きやステーキで名を馳せてきた肉の名店。しゃぶしゃぶ発祥の店とも言われ、厳選された近江牛や国産黒毛和牛にこだわり続けている。
今回実食したのは、「近江牛 黄金の牛めし弁当」と「近江牛 ステーキ弁当」の2種類。お弁当は注文ごとに調理して提供してくれる。今回は5分ほど(混み具合で変動します)の待ち時間で、ホカホカの状態で受け取れた。近江牛×近江米。滋賀が誇る最高の組み合わせに、期待が高まる!
それでは早速、実食レポートをお届けしよう!
「近江牛」は、滋賀県で育てられた黒毛和種で、松阪牛・神戸牛と並ぶ“日本三大和牛”のひとつだ。きめ細かな肉質、上品な脂、芳醇な香りが特徴で、赤身と霜降りのバランスも絶妙だ。
「近江スエヒロ」では、A4・A5ランクの高品質な近江牛のみを使用。とろけるような柔らかさと濃厚な旨みが味わえる。また、国産黒毛和牛や国産牛も、厳しい基準を満たしたものだけを採用し、肉へのこだわりは徹底されている。これは食べるのが楽しみだ!
並盛:1,300円 大盛:1,500円(ご飯・具ともに約1.3倍)
「黄金の牛めし弁当」は、開業当初から愛され続ける一番人気の看板商品。厳選された近江牛のバラ肉を、すき焼き風の醤油だしでじっくりと炊き上げた一品だ。シンプルな味付けながら、牛肉の旨みがしっかりと染み渡り、肉の魅力を存分に引き出している。あっさりとした甘辛のバランスも絶妙だ。
赤身と脂が層になったバラ肉は噛みごたえがあり、脂の甘みと香りが口いっぱいに広がる。牛の旨みを吸った白滝や玉ねぎにも味がしっかり染み込み、とろとろで甘く、全体に一体感があって非常に高い完成度の牛めしだ。並盛をあっという間に完食したが、食欲旺盛な方や若い世代には大盛がおすすめだ!
3種類のお漬物はそれぞれ味と食感が異なり、さっぱりとした味変が楽しめる。中でもガリの清涼感は味変に効いてきて、食欲をさらに高めてくれた。
並盛:2,380円
「とにかく肉を味わいたい!」という方にぴったりなのが、この「近江牛ステーキ弁当」。近江牛100%の贅沢な一品で、注文ごとに焼き上げられるため、ほんのり温かい状態で受け取れた。ステーキは適度な厚みで、噛むごとに肉の旨みがあふれ、柔らかさとジューシーさが存分に楽しめる。脂はくどくなく、口の中でスッと溶けていく。
さらに、ステーキソースは玉ねぎの甘みが効いたご飯が進む味だ。フライドオニオンやガーリックの香りも食欲をそそり、スタミナ系の味わいながら、上品さも感じられる仕上がり。こちらも付け合わせの3種のお漬物が健在で、味のリズムを整えてくれる。
価格はやや高めだが、それに見合う満足感がある!ステーキをつまみにビールを楽しみ、最後にソースの染みたご飯で〆る。なんて贅沢な楽しみ方もおすすめだ。
近江スエヒロは滋賀県草津市に「本店」があり、カウンター席、テーブル個室、座敷個室を完備。最大70名対応の大ホールもあり、記念日、接待、法要など幅広い用途に利用可能だ。機会があれば、本店で本格的なすき焼きもぜひ味わってみたい!
そのほか、以下の場所でも近江スエヒロの味が楽しめる。
●土山サービスエリア(新名神高速)
●養老サービスエリア(名神高速)
●恵那峡サービスエリア(中央自動車道)
●JR新大阪駅構内「アルデ新大阪2F」
お弁当なら手軽に本格近江牛が楽しめて、店内飲食よりリーズナブル。旅行や出張の際にもおすすめだ。おうちでゆっくり楽しむもよし、新幹線で贅沢に味わうもよし。今回ご紹介したメニュー以外にもお弁当には多彩なラインナップがあるので、ぜひチェックしてほしい!
※本店で提供するお弁当は種類に限りがあります。詳しくはお問い合わせください。
【近江スエヒロ 本店】
〒525-0032 滋賀県草津市大路3丁目1-39
https://ohmisuehiro.jp/
受付時間 :11:00~21:00
定休日:月曜日(月曜日が祝日の場合、翌平日が定休日となります)