
biwacommon編集部のジョーだ。
まだ5月だというのに、日中は汗ばむ日も増えてきた。そんな暑い日に無性に食べたくなるのが「かき氷」!
今回は、彦根にある人気かき氷店【氷茶屋 百笑(ひゃくわらい)】へ行ってきた。場所は近江鉄道本線「ひこね芹川駅」から徒歩約7分。風情ある古い町並みが残るエリアにあり、溶け込むように店を構えている。
目印は紫色ののれん。外観は古民家を改装した趣ある佇まいで、以前はお茶屋だった建物をリノベーションしているそうだ。

訪れたのは平日の夕方だったため、比較的空いていた。
店内は木の机や柔らかな照明が印象的な和空間。Jazzが静かに流れ、どこか“大人の甘味処”のような空気感が漂っている。レトロな照明やディスプレイされたオブジェ、絵画にも趣があり、思わず店内を見回したくなる。

今回のお目当ては旬の素材を使った季節限定の「季節が笑うかき氷」のシリーズ。
名前のセンスが秀逸だ。旬の味を食べて、自然と笑顔になってほしい。そんな意味が込められているように感じる!
メニューには、ティラミスや濃厚ピスタチオレアチーズなど、かき氷では珍しいフレーバーも並ぶ。どれも気になったが、今回はまず王道を味わうことに。
注文したのは、「生いちごミルク」と「八朔(はっさく)ミルク」。素材そのものの魅力をしっかり楽しめる組み合わせだ。
最初に提供されるのは温かいお茶。ほっと一息つける、気持ちを落ち着かせてくれる一杯だ。さらに、冷たいかき氷で冷えた体を優しく温めてくれる、その心遣いにも優しさを感じる。
かき氷が運ばれてくると、店主から「溶けるのが早いので、お待ちにならずにお召し上がりください」と丁寧に声を掛けてもらった。その一言からも、氷へのこだわりが伝わってくる!

まずは「生いちごミルク」。
一口目に驚くのは氷の繊細さ!薄く削られた氷は、果肉の重みでふわっと沈み込むほどやわらかい。口に入れると、最初はサクッとした氷の食感。その直後、ふわっと消えるように溶けていく。「今、食べたっけ?」と思うほど儚い口どけで、まさに“瞬間を味わうかき氷”だ。
上には細かくカットされたフレッシュいちごがたっぷり。自家製シロップは甘すぎず、すっきりとした後味で、いちご本来の味わいが際立っている。
どこを食べても芳醇ないちごの香りが広がり、果肉の食感と氷の軽さの組み合わせも絶妙。しつこさがなく、最後までさらりと食べられる。
気付けば、あっという間に完食していた!

続いて「八朔(はっさく)ミルク」。
こちらは、八朔の爽やかな酸味とさっぱりとしたミルク感が特徴。八朔特有のほんのりした苦みがアクセントになっており、甘さ一辺倒ではない“大人のかき氷”といった印象。
果肉のプチプチとした食感も楽しく、ふわふわ氷との相性も抜群。食べ進めても飽きることなく軽やかに楽しめる!
底の方にも八朔の果肉が入っていて、最後のひと口までしっかり美味しい。

百笑のかき氷は、味・食感・見た目ともに非常に満足度が高い。ボリュームも程よく、食後に重たさが残らないのも嬉しいポイント。
さらに百笑の魅力は、かき氷のおいしさに加えて、お店全体の“空気感”にもある。かき氷を味わいながら、ゆったり流れる時間を楽しめる。レトロなかき氷機が飾られたショーウィンドーも趣があり、つい長居したくなる空間だ。
ぜひ、彦根の【氷茶屋 百笑】で、“ふわっと消える”絶品かき氷を味わってほしい!
なお、百笑のある「花しょうぶ通」は道幅が狭めのため、車で訪れる際は譲り合い運転が必要。駐車場は3台分あるが、人気店のため満車の可能性も高い。訪問前にInstagramで予約状況や営業状況を確認しておくのがおすすめ。
また、小学生未満の子ども連れの場合は、店主からのお願い事項があるとのこと。他のお客さんも含め、誰もが心地よく過ごせるよう配慮されているのも、百笑の魅力のひとつだ。
【氷茶屋 百笑(ひゃくわらい)】
住所:滋賀県彦根市河原3-4-25
営業時間:11:00〜18:00(L.O.17:30)
定休日:火曜
席数:12席
駐車場:3台
Instagram:@hyakuwarai