biwacommon編集部腸活にぴったりの斬新な発酵食品
腸内環境を整えることで美容や健康につなげる「腸活」。巷のブームにのって腸活をはじめてから、以前よりも意識して毎日の食生活に乳酸菌≒発酵食品を取り入れるようになりました。キムチや納豆やヨーグルトなど手軽なものからはじめて、まだハッキリとした身体の変化は感じませんが、思えばしばらく風邪もひいていないし、お肌の調子も安定している気がします。でも、ちょっとマンネリ気味。もっと、腸活自体に“ワクワク”が欲しい。そんな時に出合ったのが、お米のヨーグルト米SUREGURT（マイシュワグルト）です。
どんな商品なのか？簡単に紹介すると、
・原材料はお米と天然水と乳酸菌だけ
・添加物不使用
・アレルゲン28品目不使用
・有機JAS米使用
・ベジプロジェクトジャパンのヴィーガン認証取得
めちゃくちゃ、こだわって作られていることがわかります。
わたしたちの腸にあった食生活を
このマイシュワグルトをプロデュースするのが、滋賀県高島市で女性のQOLをあげるための美と健康のサロンを主催する三科（さんしな）美保子さん。開発の経緯や商品の詳しい特徴など、じっくりとお話を伺ってきました。
ビワコモン：なぜお米でヨーグルトを？
三科さん：長年お客様にアロマトリートメントやリンパドレナージュなどの施術をするなかで、ただ外側からケアするだけではなく、身体の内側からキレイになるためには食事・睡眠・運動をホリスティックに見直す必要があることに気づきました。
なかでも、自分自身が悩まされてきた女性ホルモン系のトラブルが、菜食や発酵食を中心とした“食”によって改善したことをきっかけに、“腸”を強く元気にすることが美容や健康にとても大切だということを確信したんです。
現代は生活スタイルの変化によって、和食を食べる機会がグッと減りました。主食であるお米や、味噌やぬか漬けなどの発酵食を含む昔ながらの献立です。でもそうすると、古くから日本人の腸に存在した乳酸菌は、エサ不足の状態になってうまく育たなくなるんです。口から取り入れるもので、みなさんの腸内環境をより良くしたい、けれど難しい。そんな時に出合ったのが、滋賀県を代表する有名な発酵食品からヒントを得て作られたお米のヨーグルトでした。
日本古来の伝統乳酸菌をリスペクト
ビワコモン：有名な発酵食品？
三科さん：ふなずしです。2012年の高島市発酵サミットに参加した際、「薬食いの言い伝え」ふなずしの可能性を信じてお米でヨーグルトの開発をされている末期がんの方に出会いました。ふなずしは、便秘、下痢、風邪など、食べれば治ると天然の置き薬のように滋賀で古くから利用されてきた発酵食品です。
縁あって当時体力のなかったその方の活動を応援することになり。世の中に日本古来の伝統乳酸菌を追求したお米ヨーグルトを広めようと、2017年から３種類の乳酸菌が入ったマイシュワグルトを自社ブランドでプロデュースしております。ちなみにその方、今もお元気でいらっしゃいます。
ビワコモン：ふなずし！軽くトラウマになっている４文字です。子どもの頃、親戚の家で仕込んだ本格的なふなずしを毎年ポリバケツのまま譲り受け、祖母や両親は酒の肴や茶漬けの友として毎夜有り難そうに食していました。大人になった今なら、その滋味深さがわかるようになっているかもしれませんが…。当時はバケツが開くやいなや強烈な発酵臭に耐えきれず一目散に逃げ出していた記憶があり、未だ口に運ぶ勇気が持てないままです。
三科さん：その発酵臭こそ、ふなずしが持つ力。マイシュワグルトには、ふなずしにある植物性乳酸菌のなかから働きの違う３種類の菌①美肌をサポートする菌②不調の原因菌に抗う菌③アンチエイジング菌を単体で取り出してブレンドしています。直接ふなずしの臭いがするわけではありませんので、安心してください 笑
日本古来の伝統乳酸菌を補うことで、腸から減ってしまった乳酸菌を効果的に補って、腸内環境を健康な状態に保つ手助けができたらいいな、と考えています。
ビワコモン：でも、乳酸菌は生きて腸まで届きますか？
三科さん：マイシュワグルトが普通のヨーグルトと一番違うところは、植物性乳酸菌であるということ。普通のヨーグルトは動物性乳酸菌で、これは牛乳のなかの乳糖を食べて育ちます。豊富なエサがあり、さらに一定の温度管理や塩分調整ができていないと発酵しないという特徴があります。
一方の植物性乳酸菌は、例えばふなずしを例に挙げると、暑さ厳しい夏の頃に仕込んだものが極寒の真冬を越えて食べごろになります。十分なエサがなくても、温度や塩分が定まっていなくても、自分で菌を育て発酵していくことができる。過酷な環境を生き抜いてきた菌なので、とてもとても強い。胃酸にも胆汁酸にも強い。つまり、生きて腸に届きやすいのが特徴です。おなかの中に入ってもシュワシュワと発酵し、孫、ひ孫と何代もの乳酸菌を産み出していきます。
ビワコモン：なるほど〜
果たして、お米ヨーグルトのお味は？
試行錯誤の末に誕生した米SUREGURT（マイシュワグルト）。原材料は、酒仕込みにも使われる比良山系の湧き水と有機JAS米だけ。ふなずしに含まれる３種類の乳酸菌プラス酵母菌を特許製法によってそれぞれ別々に培養し、ブレンドして低温熟成。有機JAS米を乳酸菌発酵させた100％植物性の米粉乳酸菌発酵食品です。植物由来のヨーグルトなので、牛乳や大豆アレルギーが心配な方でも楽しめます。
ふなずしの風味はない、ということで試食をいただいてみることにしました。『あ、酸っぱい！でも美味しい！』市販のヨーグルトに比べると確かに酸味は強いのですが、舌が嫌がるような酸っぱさではなく、もちろんふなずし臭もありません。三科さん曰く、その日の体調によっても酸味の感じ方に違いがあり、自身の腸の状態を慮るバロメーターにもなるそう。
フルーツやシリアルで少し甘みを足したり、レモン果汁を合わせてドレッシングにしたり。クセがないヨーグルトなので幅広いレシピに応用できそうです。
米SUREGURT（マイシュワグルト）70g 562円（税込） 500g 3024円（税込）
現在オンラインストアで購入できるほか、滋賀・大阪・兵庫の百貨店で不定期販売中です。
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